大変遅くなりましたが１２月の例会報告です。今回は違うメンバーが書いてくれています。書く人が違うと文章が違ってとっても新鮮です。
１２月のアーベルの会参加者は１２人でした。連日の真冬日が続いた後、クリスマス、年末を控えて皆さまご参加ありがとうございました。
中３のお子さんのいる親御さんの１２月。進路を考えると悩みが深まる時期ですね。義務教育終了後を意識せざるを得なくなり、心配が募ってしまいます。
不登校をしていた故に入り口を閉ざされていて、長い間見直されずに今に至っているという現実があります。学びたいという意思がある生徒にはもっと門戸を開いて欲しいと思います。
それでも２０年前に比べると、最近は不登校していても行ける高校は随分増えました。子どもにとって良いことです。自分ならここへ行きたいと選択できることは、行く意欲につながるからです。
お子さんが具体的に目指す高校が絞れてきた方。また、我が家はまだまだどうしたいのか決まらないという方がいるかもしれません。
「進路を決める」のは「子ども」です。この事はとても大切な事で、不登校をしていないお子さんにとっても同じです。焦らないでいて欲しいと思うのです。ある日、突然、高校へ行きたいと言い出すこともあるのです。
出来る事と言えば、親は親なりに情報を得ておくというのもあるでしょう。決して先回りしないように心がけて。そして、家がどこより安心出来る場所であることが一番です。
アーベルの会は子どもの不登校を経験した親が開催する会です。いろいろな話をしたり聞いたりすることから参考になることがきっとあると思います。不登校で悩んでいる方がいらしたら、是非一度ご参加ください。
次回は、１月１５日火曜日 午後１時から
エルプラザ３階多目的室です。
