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緩やかな集まり

成立以来13年が過ぎましたが、アーベルには特に会則もなければ、モットーのようなものもないので、アーベルの会のイメージや、会への想いは、言ってみれば各人様々だと思います。ですから、昨日の日記でも触れましたが、私が考えるところのアーベルの会について書こうと思います

会場費とお茶代、コピー代などとして300円を徴収しているので会計管理はしていますが、それと年一度の学習会企画開催を除けば、組織というよりはごく普通に友達が集まっている感じ。私がアーベルについて抱いているイメージは、やっぱりこれなんだなあと、今回改めて思いました。現在親だけが集まっているので、特にそういう気がするのかもしれません。また主にエルプラザの和室を使用しているので、よりプライベートな雰囲気だと思います。上手く出来ているもので、人数も、入れ替わり立ち代りで、大体5、6人くらいから、多い時でも10人ほど。プライベートな話しをするには、丁度良い人数です。

会則は特にありませんが、それはごく日常生活や、ご近所の集まり、友人関係でも、会則って別になくても成り立っていますよね。それと同じだな、と、これはこの数日で気付いたことです。会則に書かなくても、相手を攻撃しないのは基本。でもそのつもりがなくても傷つけてしまうことも、人間だからたまにはある。そういう時は大人ですから、修正していけばいいと思うんですよね。


昔、ある所で10回限定の10代の子を持つ親の集まりというのに参加したことがあります。その時、最初に配布されたものに「~しないこと」「~しないこと」と会のルールが書かれていたのですが、けっこう緊張感が走りました。「こと」という日本語を、なんだか命令のように感じたのを覚えています。たぶんこのことがあったので、今だに会則がないのも良いなあ、なんて思うのかもしれません。


会報を出せたらもっとよかったかもしれません。ですが、プライバシーの関係もあり、かなりのエネルギーが要るので出さないままにやって来ました。その代わり、負担が少ないので長続きしてきたのかもしれませんし、代表も、誰でもできるわけです。ムリをしないで、楽しんで会を続けていけたたらそれでいいのではないか、と思っています。あるかないかの地味な会、しかし、継続をしていく、ということを大事にしたいと思います。

などとえらそうに言っていますが、2002年の講演会の後には、もう会を閉じてもいいんじゃないかと私は思っていました。 でも、一人でも続けて欲しいという声がある限り続けようと、前代表Iさんは考え、彼女のおかげで、閉じずに今に至っています。新しいメンバーが入って来ないのは、結局宣伝が行き届かないからだと気付き、ちらしを講演会場などに置かせてもらったところ、新しい参加者も現れるようになりました。ネットで捜したり、人に聞いてやっと見つけたと言われた時、宣伝の重要さを痛感しました。2008年2月にHPを立ち上げ、先月サイトを見て来ましたという方が初めて現れ、ネットでの情報がこれからは大事だと思うようになりました。