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ダメ母でも、なんとかなる

私が初めて不登校ママとなってから、教頭やドクターと話すまでは、ものすごく不安でした。まだフリースクールもほとんだなかったし、親の会もありませんでしたので、同じ立場で相談できる人もほとんどいなくて。


どうしたら早く学校へ戻るのだろう?学校へ行かないと、社会性が育たないのではないだろうか? このままではお先真っ暗なのではないか?どうしたら、どうしたら、どうしたら、学校へ戻るだろう!?と、ピンポイントで、そのことばかり考えていたように思います。でも、子どもの食欲が落ちて来て体調が悪くなり、自分の中のハードルが下がったのかもしれません。とにかく元気になって欲しい、と、学校→健康へと、一応シフト。

でも、ドクターの「まず元気になって。学校は、それから。学校は『最期』です」との話を伺っても、本当にそうだろうか?と、やはり心配していました。だから、本を読み漁り、アンテナ全開にして新聞の情報欄に目を凝らし、講演会にも行っていました。でも、やっぱり心配。不安なために右往左往していたし、子どもにはイヤミを言ったり、登校刺激をしたり。「おかあさん、なんとかして私を学校へ行かそうとしているでしょ」と言われたし、失敗は数知れず。どーんと構える母親になど、そう簡単になれるわけがありませんでした。

それでも、物事は、どうにかなるものです。子どもも成長、変化して行くし、自分も同じ。



一昨年の学習会で講師の話から、完璧な親なんていないし、どんな時の自分も「OK」なのだ、と改めて確認しました。母だから心配するの当たり前。だめ母でもいいのだと。

最近は、例会で私は、古い?おばさんたちの私たちが情報発信する時、このことをセットで発信するようにしようと思っています。だめ母でも、いいのよん、と。実際は、忘れてしまうことも多いのですが、なるべくね。


気持がほぐれてきたら、余裕が出来る。ちょっと、ピンポイントからトンボの目で見ようかなと、思えるかもしれない。渦中の時はどうしても視野が狭くなりがちだけど、一呼吸して、ちょっと問題を俯瞰的に眺められるようになったら、しめたもの。ハーブティでも飲んで、入浴剤でも入れて・・・と、大変な毎日の中でも、なんとかママたちが、お一人様の疲労回復時間を持てたらいいな、と思います。そう言えば私、「1人で旅行でもして来たら」って相談した人に助言されたことあるんですよ。今、思い出しました。
旅行はしなかったけれど、カフェでお一人様ご飯とお茶をしていましたです・・・。