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教育フォーラムに行って来ました その4

今回のフォーラムで私が良かったなと思ったことは、まず平野さんから、「世間のまなざし」について問いかけがあったこと、もう一つは、語り手の一人の方から、自分の価値観を変えると物事が今までとは違って見える、という話が出たことです。私が思うに、世間のまなざしが変わっても、もし内なる自分の目が自らの不登校を否定したままでいると、なかなか前へ進んで行けないんじゃないだろうか。一方、世間のまなざしが暖かいものであれば、不登校している自分がダメだなんて環境によって思わされないから、暖かいまなざしのある環境への空間移動がまずあって、それから自分の価値観が再構築されていくのだろう。不登校に対する世間のまなざしと、自分のまなざし。どちらも、変革が求められるのでしょうね。


世間一般のまなざしって、でも、なかなか変わらないので、それをただ待っていては、人生がもったいない。まずは、家族の暖かいまなざしや、親の会やフリースクール、相談機関など、不登校にかかわる人たちが、暖かいまなざしを持つことですよね。このような大人たちとの出会いによって、子どもの内なる目も、自分に対して肯定的に、優しくなれるんじゃないかしら。

と、書いていたら、平野さんの鏡とパフォーマンスのお話を思い出しました。長くなるので、その5で。アーベルの会で(そしてここを見てくださっている遠方の読者のみなさんの中にも、)、来たくてもこられなかった人が何人もいると思うので、少しでも多く書けたらと思い、今回は、しつこく更新しています。