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札幌市子どもの権利救済機関子どものアシストセンター

先日札幌自由が丘学園で、「フリースクール等で子どもを育てる親の会」主催で、子どもの社会的自立のための支援について話し合う勉強会があり、私も参加してきました。この度の勉強会は計4回行われる予定で、参加者は札幌市教委、子ども未来局、教育制度が専門の研究者と大学院生、フリースクールネットワーク、札幌市若者サポートステーション、フリースクール等で子どもを育てる親の会などで、行政と民間がこのように共に勉強会を開き、議論するということ自体、画期的だと思います。

前置きが長くなりましたが、その会で、札幌市子ども未来局の方が札幌市子どもの権利条例についてレクチャーされた際、子どもアシストセンターが、札幌市子どもの権利救済機関であるということを、不勉強な私は初めて知りました。

アシストセンターという名前の相談機関は以前もあって、それは単なる相談機関なのかなあという印象でしたが、今回の「子どもアシストセンター」は、昨年子どもの権利条例が制定されたのに基づいて出来たもので、単に相談に耳を傾けてくれるだけではなくて、子どもの権利救済のために動いてくれる機関だということです。

勉強会でいただいた「子どもアシストセンター」のカードは、学校に通っている子どもたちにはすでに配布されているはずですが、不登校状態にある子どもたちには、もしかしたら届いていないという場合もあるかもしれませんね。なので、こちらでも電話番号等を掲載します。
 
札幌市子どもの権利救済機関 子どもアシストセンター
http://www.city.sapporo.jp/kodomo/assist

子ども専用フリーダイヤル 0120-66-3783
フリーダイヤルがつながらないときは・・・011-211-3783
月~金 あさ10:00~よる8:00
土   あさ10:00~ひる3:00
話しづらいときはメールしてね
assist@city.sapporo.jp
カードには、「ひみつはまもるからね!ともだちのこと、家族のこと、いじめのこと、学校のこと、なやんだときは、電話やメールで相談してね。ひとりでなやまないで あんしんして「たすけて」っていっていいんだよ! と書いてあります。


子どもが家庭以外に悩みを打ち明ける場があると、親子だけで煮詰まらずに済みますし、第一、子どもにも、親にも言いたくない悩みだってあるでしょう。そんな時、子どもアシストセンターに電話してみてはどうでしょう。「こんな機関もあるみたいよ~」とさらっと、何気ない会話の中で、お子さんに伝えておくといいかもしれませんね。「そんなもの~」なんて言っても、けっこう子どもは頭の隅っこに情報を残していたりするので、いざという時役に立つかもしれませんものね。