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あせりは禁物

全国大会の広報活動の副産物として、フリースクールの存在にもこのところメディアにより、スポットライトが当たっています。文字からの情報よりも、目や目から入ってくるものは生き生きとした様子が伝わってくると、「学校へ行けないならせめてフリ―スクールでいいから、一日も早く動き出して欲しいのよ~」そんなふうに思うことってあると思うんですよね。

でも子どものペースもあるので、もし一緒に聞いたり見たりしていたなら、こんなのあるんだね~、学校以外にも色々あるのね、くらいにして、あせらないことが大事ですよ、きっと。子どもはちゃんと覚えていて、いよいよ動きだすという時には、「いつかのラジオでかかってたの、あれ、どこだっけ?」とか聞いてくると思います。学校に行けないならフリースクールへ行け、なんて迫ってはいけないよね。なあんてね。今はもう親OBですが、不登校ママ時代は、すぐ動いてしまうタイプだったので、反省を込めて。


ちなみにうちの子も、昔漂流教室を利用していたことがありました。10年前のやはり定山渓で全国大会がありその準備期間に、漂流教室のことを知った私は、すぐ子どもに伝えていた記憶があります。
その時は子どもは、なにそれ?という感じでしたが、数か月たって、単位制高校に進んでから、「ちょっと年上の人と話してみたい」ということで、漂流教室のボラスタの学生さんに来ていただきました。勉強半分、話相手半分、という感じで、訪問してもらっていました。

もし、なんとかして早く訪問を受けさせようとか、どこかへ行かせよう、とプッシュすすればするほど、子どもも反発していたんじゃないかなあ、という気がします。子どもって、ほら、親に言われて何かをしたくないじゃないですか。

早く解答?を私が出してしまって、「それ、今、自分で言おうと思ってたのにー」と言われたことも、ありました。ああ、失敗の数々。