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例会報告の続き

私管理人は、8月2日に小樽で開かれた道民教の分科会の一つ「障害のある子どもと教育~特別支援教育と子どもたちの発達を考える~」に参加しましたので、その報告を少ししました。

道民教の分科会に参加するのはたぶん芦別以来、数年ぶりです。今までは不登校の分科会しか出たことがなかったのですが、この度初めて障害のある子どもに関わる分科会に参加してみました。ここ2,3年、アーベルの例会にやって来るおかあさんたちの中に、「子どもが発達障害かもしれない」とか、「発達障害の傾向があると言われた」と不安を抱えて来られる人たちが増えて来て、事務局としても学習の必要を感じていたからです。

と言うのも、アーベルの会発足当時は、今のように発達障害がクローズアップされていなかった時代で、メンバーの誰も、自分の子どもが不登校故の心配はしても、今のおかあさんたちのように発達障害ではないか?という心配とは無縁だったので、例会の中で発達障害と言う言葉自体、話題に上るようになったのは、ここ数年のことなのです。

前置きが長くなりましたが、この分科会で確認して来たことが一つあるので、お伝えします。

不登校の子の中に、発達障害の子がどれくらいの割合を占めるかは、まだ意見が定まっていないようです。では一方で、発達障害が元々ない子どもでも、不登校中に、まるで発達障害であるかのような症状や状態を呈することがあるか?あるのではないか?というのが私が確認したいことでした。

分科会を担当していた札幌学院大の二通先生にお尋ねしたところ、そういうことはある、とのことでした。不登校状態にある子どもたちは、周囲の無理解からマイナス感情に覆われるため、例えば感覚過敏になるなど、一時的にアスペルガ―のような症状を呈することもあるそうです。
こ重要な指摘は、ぜひ頭の中に入れておきたいものですね。



とりあえず、今夜はここまでにしますね。