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10月26日の庄井先生の講演メモから

10月26日に行われた「登校拒否・不登校を考える全道のつどい」午前の基調講演で、道教大の庄井先生のお話を伺いました。その時のメモから一部分UPします。


つどいという場について語られていましが、これは親の会例会にも少し共通しているかと思うので、報告しますね。(ただ、アーベルの会の場合は現役親とOB親の親ばかりの集まりで、プロの支援スキルを持った人は一人もいません。沈黙というよりは、もっと井戸端会議的?です 苦笑)。


また、もしかしたらプロの支援機関の方たちや、学校の先生方も、読んでくださっているかもしれないと、期待して書きます。実際、先日の日記で報告した小中学校の不登校の分科会では、庄井先生・事務局を含め四十数名の参加者のうち、十数名が支援者の方々でした(約20名が小中学生の親御さん達でした)。



「つどい」について




・かけがえのないこの子の人生を真ん中に、どういう状況があって、何に困っていて、何に希望を託そうとしているのかを、支援の領域を超えて、話し合おう。


・安心して黙ることが出来る場。安心して困ることが出来る場。コミュニケーションの原点は、沈黙。安心感と安全感が大事。Sense of security  


・若者の聴き取りから   良かったことは「いてくれたことがよかった」


・自分の言葉でおずおずと語ることができる場・・・とても貴重な経験。自分であって大丈夫と実感している。自分であって大丈夫という感覚。
・本当に困っている時は、子どもだって大人だって、何に困っているかわからない。
・コミュニケーション力の土台には、「沈黙を大事にすること」がある。


・どんな球が飛んで来ても、ナイスボール!君の投げたボールは、よくわからんけど、なんか意味があるよね、と。


・参ったな~ということを分かち合う。分かち合うと、絆が生まれる。


・その人の人生に、程よい距離を持って伴走する。