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4月の例会報告

例会報告すっかり遅くなりました。なんだか体調を崩してしまい、例会にも参加できず。なので要点のみの伝え聞きの報告になってしまいますがご了承ください。


4月は13名の参加でした。事務局5名、OB1名、新しい方2名を含み今お子さんが不登校の方7名でした。
4月なので進学進級で環境が変わり緊張しながらもなんとかやってるという話、新年度なんて関係なく子どもはこもって動かないという話など様々でした。
子どもへの対応は、子どもの性格や今の状況・家庭環境・親の考え方で微妙に異なってきます。今回も「うちはこうだった」と複数の経験談がありましたが、そこから「そういう見方もある」とヒントをもらって自分なりのやり方を見つけてくれるといいなあと思います。
今回の話で印象に残ったのは「不登校をしているこの子」ではなく、「この子そのもの」を見ようという話。不登校が気になりすぎてそこばかりに目が行って、今の子どもの思いや苦しみに気づきにくくなっているということです。 これ、本当にあるんですよねー。


10数年前子どもが不登校になった時、私は本を読みまくりあちこち話を聞きまくりました。もうにわか不登校支援員。で子どもが落ち着いたかというとそうではない。だって子どもは不登校を解決してほしかったんじゃなくて、うまくいかない苦しみをわかってほしかったんだもの。でも私は不安だから動いた。もしあの頃の私に話ができるのなら「そんなに気負わなくていいんだよ。心配しなくて大丈夫」と教えてあげたいと思います。そしてもし今うちに不登校の子がいたら「大丈夫。ちゃんと大人になれるよ。今はゆっくり休もうね」と言ってあげると思います。焼きたてのパンを一緒にほおばったりの穏やかな時間を大切にしながら。こんがらがった気持ちは穏やかな時間の中でほぐれ、やがて次の一歩を踏み出す勇気がうまれることを知ったから。


あらっ、例会報告のはずが自分の話になっちゃった。失礼しました。
不安な気持ちは一人で抱えると毒なので、どうぞ吐きだしにきてくださいね。
そして「不安定な子どもと向き合う」というとてつもなく大変な毎日を過ごしている自分をいたわり、ほめてあげてください。自分へのごほうびや自分が好きなことをする時間も忘れずに。