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5月の例会報告

すっかり遅くなりました。5月の例会報告です。


5月の参加者は18名。事務局5名、新しい方4名、久しぶりに参加の方を含めお子さんが不登校の方6名、OB3名でした。参加した皆さん長時間ごくろうさまでした。


今回の例会の中で印象に残ったのは複数の方から出た「私の中に気持ちの波がある」という話。
ゆっくり休ませようと思いながらもあれこれ気になって不安になり落ち込んでしまったり、子どもの行動のひとつひとつに一喜一憂してくたびれてしまったり・・・・。
親だからね。この子をなんとかしてあげたいという強い気持ちがありますよね。
でも、子を思う気持ちの強さが余分なものを引き込んでしまったり、泥沼化させてしまったりすることがあるんじゃないかと思う時があります。(と、これは過去の自分を振り返って思うことですが・・。)


まず、とりあえず、ストレスとなるものからいったん親も子も離れよう、という話がありましたね。
例えば毎日欠席の電話連絡をするのはとってもストレスのかかることなので「これからは毎日電話しません。行ける時が来たらお電話します。」と言ってみる。これだけでグーンと負担が軽くなります。


自分がしてきた○○が悪かったんじゃないかとか、子どもを傷つける言動をしてたんじゃないかとか、気になりだしたらキリがないけど、過去のことは過去のこと。これからはこれからのことを考えればいい。もし子どもに失礼なことをしちゃったら「ごめんね。お母さん○○しちゃったね。」と素直に謝ればいい。


そして、お母さん自身が好きなことをしたり気晴らしをするのはとても大切なことです。
親の会にあちこち行って、あちこちでしゃべって話を聞いてくるのもいいですね。札幌にはアーベルの会の他にトポスの会、石狩にはかめの会、恵庭には未来の会、江別にはもぐらの会と近郊にもいくつかの親の会があります。それぞれの会で雰囲気も聞ける話も違ってくるので、いろいろな出会いをしてみるのもいいですよ。


不登校でもうだいぶ大きくなったお子さんの言葉が紹介されていましたね。
不登校になって人生の終わりだと思っていたけど全然そんなことなかった。」
不登校になる前は道は一つしかないと思っていたけど、道から降りても道はたくさんあった。」
不登校を経験した多くのお子さんと親御さんが実感している言葉だと思います。本当に、それぞれ、その子なりの人生を皆歩んでいるものです。大丈夫。


お母さんは毎日とっても頑張っていると思うので、ふうーっと力を抜いてくださいね。「はあー、やれやれー」と言いながら息をはくといい具合に力が抜けるのでやってみてください(笑)。


6月の例会は20日(火曜日)です。ご都合のつく方どうぞご参加ください。待ってます。