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8月の例会報告

今月8月は、例外的に開催日が第4火曜日でした。
もしかしたら15日にいらしてエルプラザ休館日と知って帰られた方がいらしたかもしれませんね。
来月の参加をお待ちしたいと思います。
来月以降決定している日にちと部屋をお知らせします。
  9月19日(火) 4階研修室2
 10月17日(火) 4階研修室5
 11月21日(火) 4階研修室1 です。




今月の例会は事務局4名、OB3名、小・中・高校生のお母さんが9名でした。
今月も不登校の子を抱えての日頃の思いや悩みがたくさん語られました。


「親が落ち着けば子どもが落ち着くのを実感する。でも本当にいいのかなあと不安は消えない」とか
「本を読んで知識を得ても自分の考えを(特に父は)変えるのはそう簡単なことではない」とか
「やっぱり勉強はしていてほしい」「いやいや自分だって悩みを抱えている時にお部屋ピカピカお料理バッチリは無理だもの。子どもだって勉強より大変な悩みがあるのに勉強は無理だよねえ」とか・・・・。


自分が元気じゃなきゃサポートできないよね、の話も出て
「暗い方に着目するとそこばかりが目に入り、どんどん暗い方へ引っ張られてしまう。自分で無理やり楽しい方を見るスイッチを入れてみる」とか
「ピンクのものに包まれているイメージを持つといいんだって」なんて話もありました。
心配で眠れない時はお薬の力を借りるのもいいですよ。
寝る前に腹式呼吸をしてみたり、頭をからっぽにするようにしたり。
お母さんが十分休めて、元気でいられますように。


母が不登校を受け入れると子どもが心の内をポツポツ話し出す、という話がありました。
親としては気になるのでついついもっと聞きだしたくなるところですが「無理に聞きださないようにしないとね」と確認。「本当は聞いてほしい。でも踏み込まないでほしい」の子どもの気持ちをわかってあげたいものです。
私も子どものぼやきに「〇〇すればいいんじゃない?」と解決方法を提案したら
「そんな言葉が聞きたいんじゃない。ただ、大変だったねって、聞いていてほしいだけ」と言われたことがあります。あーやってしまった、おせっかい。
「ただ黙って聞く。今のその気持ちを受け止める」って意外と難しいものです。


事務局メンバーのTさんが例会の感想を寄せてくれました。
「子どもが落ち着き始めているのを感じつつも、親は不安をぬぐいきれない辛さに悩まされます。
アーベルの会に参加して子どもの育つ場所が学校だけではないと知ったとしても、目の前の我が子を見ていると
ずっとこのままなのではないか?と心配してしまうのです。
この状態がいつまで続くのか予測できないことは確かに辛いことです。
しかし、この「かけがえのない体験」から何かを得ることはきっとあるはずです。
ずっと後から「あんなことがあったなあ」って思う日が来ることを願ってやみません。」


来月もまた、お待ちしています。