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教育フォーラム「不登校・ひきこもりが終わるとき」より

先日教育フォーラム「不登校・ひきこもりが終わるとき」がありました。
講師はヒューマン・スタジオ代表の丸山康彦さんでした。

不登校には普通に生きたいという「願い」と自分を殺されたくないという「思い」があり、どちらも本心である。
 だからどちらかを否定されてもラクにはなれない。
 その「願い」と「思い」を統合し新しい生き方や人生観が生み出されるまで模索が続く。

・家族の対応の基本姿勢は「マラソンの伴走」。
 ・安全確実なペースを守らせ(学校復帰というゴールに向かって一目散に走ると力尽きる)
 ・心に水分、栄養を適度に補給し(常識・規範は脂肪のようなものだから、心が消化不良を起こす)
 ・一定の距離を保つ(遠すぎる~腫れ物にさわるように接する~と放置されている感覚が生じる)
              (近すぎる~心配・干渉・操作をしすぎる~と邪魔になるし衝突の危険がある)

・結論、答えを急がない。本人の気持ちに合った対応を模索し続ける。

・家族の一員として接する。
 学校に行ってない誰々ではなく、我が子の誰々。

・適切に対応しても、効果が出るまでタイムラグがある。

・人生に深い納得と肯定感を得ることが究極の目標。
 不登校の終わりは本人が決めること。


不登校の子どもを思い浮かべながら、納得のお話でした。

その後は6グループにわかれ不登校相談会。
フリースクールスタッフや親の会メンバーを交え、茶話会形式で行われました。
何かヒントを得られたり、心がスッキリして帰ってもらえたかなあ?-----