10月のアーベルの会の例会は9名の参加者がありました。そのうち3名が初参加の方でした。
息子さんが小学校から不登校になりフリースクールを経て高校へ進学し、今春無事に卒業、就職したというお母さんが顔を見せてくれました。
「辛くてしんどい我が子の不登校、その真只中にいるお母さんに自分の経験をお話することで、何か少しでもお役に立てたらとの思いで参加できる時に来ています」とおっしゃっていました。
アーベルの会にとってはありがたい存在で「ちょっと先輩」の応援団が増えていってくれることを期待しています。
さて今月は、発達障害があるお子さんの話題が多く出ました。
最近は大人の発達障害についてもいろいろなメディアで取り上げられることが多くなり、昔に比べると研究も進みかなり身近な問題として認識されてきたと思います。
人間は誰しも得意不得意なことがあります。誰しも持って生まれた「苦手分野」があるはずです。
それが「出来るのが普通」「なんで出来ないの」「がんばれば出来るはず」こういった言葉によって子どもの自己肯定感を奪い、追いつめてしまっていないでしょうか。
発達障害については、学校に行くとか行かないとかの問題以前に、親はもちろん身近な大人がもっと学んで知識を持つことが必要と感じています。
レッテルを貼ることが目的ではなく、生きづらさを抱えている子どもの今後のサポート、ケアにつなげていくことが重要だと思います。
次回11月の例会は11月17日(火)13時~16時、札幌エルプラザでおこないます。
コロナ感染拡大防止のため、マスク着用と各自飲み物持参でお願いします。
一人で悩んでいるお母さん、まずは自分の苦しい気持ちを吐き出してみませんか。
お気軽にご参加ください。