7月19日アーベルの会の例会を開催しました。参加者は14名、初めて参加の方は4名でした。 不登校の始まり、経過は100人いたら100とおりです。子ども一人一人が違う人間なのですから当たり前ですよね。 それでも長く親の会に関わっていろいろなお話を聞いていると、とてもよく似ていると思うケースがたくさんあるように感じます。
たとえば今まで何の問題も無く優等生で過ごしてきた子が突然のように学校に行けなくなるパターンです。学習面は優秀でスポーツもできる、なんでもそつなくこなし担任からの信頼も厚く友人関係も良好、いわゆるいい子心配の無い子がなぜか学校に行けなくなってしまうのです。
いじめがある訳でもなく、学習についていけない訳でも無く、親も教師もたぶん本人も原因がわからず途方に暮れてしまいます。小学校高学年から中学生の女の子に多いように思います。 そのようなお子さんはきっと疲れてしまったんじゃないでしょうか。 そのようなお子さんは場の空気を読む力があり、他人の感情にも敏感で、自己主張するよりも周囲の人に合わせて生活してきたんじゃないでしょうか。 自分の気持ちよりも周りに合わせてしまう過剰適応の状態が続いたら大人でも疲れるはずです。 優等生の姿はその子本来の素の姿ではなく、周囲の期待に応えなきゃ、自分のイメージを壊さないようにしなきゃといつも頑張っていた姿だったのかもしれません。そして頑張り続けるのがしんどくなり苦しくなって行けなくなってしまったんでしょうね。 親としては、優等生だった我が子がなぜ?と現実を受け入れられない気持ちだと思います。 十分休む時間をとり自分を見つめる時間をとりエネルギーを蓄えていけば、必ず自分らしく生きていける道を見つけてくれるはずです。親はそれを信じてあげましょう。 現在コロナ感染者が激増しています。 8月の例会を中止する場合もありますので、
アーベルの会のHP、ブログを必ずご確認ください。 次回例会予定について 日 時: 8月16日(火曜日) 13時~16時 会 場: 札幌エルプラザ(札幌市北区北8西3) 4階 研修室5 参加費: 300円 マスクの着用と各自飲み物持参でお願いします。 途中からの参加、退席でも構いません。 お気軽にご参加ください。