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床屋に行きたくない

この前の日記の続きです。


不登校中は、大抵の子どもたちはそのことで肩身の狭い思いをしているのじゃないかなと私は思うのですけど、そういう状態では、誰にも会いたくなくない時期があっても当然ですよね。だから、中にはそれまでは行っていた床屋や美容室にも行きたくなくなっちゃう子もいるわけで。



しばらく前、例会その他で偶然二人の方から「皆、どうしてるの?」と言う質問があったんですよね。

こういう細かい質問には、親の会の出番ですよ^^。そして、細かいことでも心配が一つ解消すれば、少し親のストレスも減るというものです。「子どもが不登校になった、どうしよう!なんとかしないと」と、すぐ解決しようと考えると、すごく大きな荷物を抱え憂鬱ですよね。ここは一つ不登校をどうにかしようよりも、小さな具体的な「気になること」から心配や不安を解消していくと、ちょっと気分がラクになるのじゃないでしょうかね。

男の子のおかあさんたちは特に、息子の長く伸びた髪を見てると床屋に行って欲しいと思うだろうけど、いずれは身だしなみに気を使うまでの元気も出てくる、一時のことなので、しばらく辛抱してね、といった声が複数の人から聞かれました。不登校中にはよくあることですし、決して床屋に行こうとしない=ウチの子おかしいんちゃう?ではないのでね。


例会では、とうとう息子さんから、髪をカットして欲しいと言われたので、それまでカットしたことなかったけれど、何度かやっているうちに、だんだんん上手にカットできるようになった、という微笑ましいお話も出ていました。


余談ですが、私の夫が高校生の頃は、世の中の男子は今と違って、ビートルスの影響なのかしら、髪は伸ばし、後ろで雀の尾っぽのように束ねていたりして、いわゆる「むさくるしい」のが男子の定番?でしたし、当時は大学でも長髪の人は珍しくなかった。また、先日も誰か40歳くらいの人が言ってたけど、お風呂だってそんな入りたくない、一日家で仕事なんかしてたら面倒で(笑)、と。髪もみだしなみも、いずれは子ども自身が気にするよになるので、引っ張らないで見守っていたいですね。まあ、私などは昔のイメージで、男の子はむさくるしいくらいで丁度いいのよ、なんて思います。

一方先日聞いた話ですが、娘を持つ友人が、美容室も今は男性美容師さんも多いのだけど、それが苦手な時期があったと言ってまして、なるほどと思いました。気がつかなかったけど、言われてみれば、そういうこともあるでしょうね。