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学校から子どもへのコンタクトをどうしたか、うちの場合

不登校から派生する色々なことに、答って、一つじゃないので、家庭訪問に関して、十数年前のわが家の例も一例に過ぎませんが、参考になればと思い、書いてみます。例の小児科医のアドバイスに従いました。なお、医療じゃなくて、不登校よろず相談に行ってたようなものです。子どもが行きたがらない時は、私が行って自分の不安を訴え、細かい助言を受けました。それで、ちょっと安心してたっけーー;。で、またしばらくたつと、ムクムクと不安が・・・という繰り返しでした。

家庭訪問や電話は、やはり嫌がったので、お断わりました。学校に行けなくなった自分を責め、肩身の狭い思いをしている子どもは、やはり自分の家にとりあえず緊急避難、撤退していたので、家やお部屋は自分を守る大切なスペースだったと思います。医者の助言はこういう時、とても役立ちました。私の独り善がりな考えではなく、聞いて来た助言として、学校へ伝えることが出来たので、その分私の負担が軽かったと思います。

クラス替え後も、家庭訪問はしてもらわなかったですが、新しく担任となった先生からの電話には出たことがあったと記憶しています。ドクターの助言は、提案はしてもらってもいいけれど、提案に応えられなかった時、出来なかった時に、そのことを非難しないように、私がお願いするということした。私が不登校から学んだことの一つは、子どもといえども、人格を持った存在なのだ。もし大人が子に何かを勧める時も、それは強要や強制や、だまして何かをさせるのではなく、大事なことは「提案する」ということだ、ということでした。子どもの状況によっては、提案すら受け付けないでしょうから、もちろんこれも、一例に過ぎません。

子どもにとって、その時に出来ないことをやれと言われることほど、辛いことはないのですからとドクターに言われたことは、ずっと鮮明に心に残っています。


同級生などが届けてくれた学校からのプリント類は、居間などに置くだけにしていました。嫌なら見もしないだろうし、興味が涌けば、持って行くだろうということです。

そんなでどうなるのだろう?と思われると思いますが、主体性を尊重される中で、元気を取り戻していった・・・そんな風に思います。

続きは、また・・・