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例会報告の続き

5月の報告は、少しがんばって、たくさん書いています(冬の埋め合わせ?)。今月はもうこんなには書けないと思いますが^^;例会からかなり日も経ち、記憶も正確ではないと思います(もちろん録音はしていません。メモも私は取りません)。ですので、以下は私の心に残った印象、そこから思ったこと、ということになるのですが、ご勘弁を。

例会では、 一人目の子の不登校と二人目の子の不登校の両方を体験した方のお話もすごく印象に残りました。

二度の不登校経験から、親は子どものために「全身全霊で」なんてがんばらなくていいと学んだということ。私は、全身全霊という言葉がとっても印象に残りました。私たちOBも、渦中のおかあさんたちも、皆初めは「全身全霊」でなんとかしようと頑張っていた・・・そういう方が大多数ではないでしょうか。どうしてよいかわからない、でもとにかくなんとかしなきゃってねえ。なぜ全身全霊でがんばらなくて良いか(というか、がんばらない方がいいです)は、がんばるとつい余計なことをしてしまうからとか、親のヒッシながんばりは子どもに負担とか逆効果とか、色々説明できると思うけど、一つにはこの方が次に言ってたことも関係あると思いました。

それは、物事の解決の仕方が、大人と子どもでは違うのではないかというお話。物事の解決の仕方というのは、大人は「こうしたら?それがだめなら、じゃあこうしたら?」というように考えるが、それは、不登校の子には通用しないんだな・・・とわかった、と語っていました。


それを聞いて思ったのですが、大人のぺ―スと子どものペースは違いますものね。それに同じ大人でも子どもでも、1人1人ペースは違うしね。
大人から見るとこうやればいいじゃないのと思うことでも、子どもには余計なことということがありますよねえ。


そうそう、もうひとつ思い出しました。全身全霊で、って、例えば自分の生活を犠牲にしてもこの子のためなら、ってニュアンスも感じられるじゃないですか。でも、それって、きっと子どもに重荷ですよね。例会で、「おかあさんは、○○をやめないで」とお子さんに言われたと言ううお話もありました。○○とは、例えば習い事だったり、仕事だったり。

わが家でも昔ありました。子どもの不登校と、夫がジで入院することになったのが同じ頃。私も何かで役員を引きうけていて、という時。夫は「入院を延期しようか」と言い、私も引き受けていた責任を断ろうかな、なんてね。でもその時相談に乗ってもらっていた人に、それはやめなさい、おとうさんは予定通り入院してって言われました(笑)。私も予定通りこなしました。

家族は子どもの不登校を、で暖かく見守りながら決して精神的に子どもを一人ぼっちにはさせないけれど、でも学校へ行っていないことを大ごとにしないで、なるべくいつも通りの生活で、ということも大切だと学びました。