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ちょっと現実的なお話

ポジティブなイメージを探していたのは、結局不登校→ダメな子?ダメな親?→将来は暗いなどと考えてしまう悪循環を絶つことに繋がったと思います。先日の学習会で学んだ「ストップ・ザ・悪循環」ということに役立ったなあと、今にして思います。

ただ、不登校の奥に重要な問題や医療の支援が必要な場合もあるので、よいイメージだけを見るのではなく、問題を見落とさないことが大事だということも、書いておかねばなりません。


少し前の朝日新聞生活面「あなたの安心」で、「不登校、どう付き合う」というシリーズが掲載されていました。

その記事の中で「学校に行かないこと自体は病気ではない。学校側が子どもに不寛容だったり、子ども自身が「学校に行くことが将来につながる」という希望を持てなかったりすれば、行けなくても不思議ではない」とし(ここまでは、記者の言葉)、また「不登校の原因が心の病気である割合は決して多くない」(精神科医山登敬之さん)とした上で、「一部には医師の診断や医療的なケアが効果的な子どももいる」とあります。


では医師の受診が必要な時はどういう時か? 1.自傷・自殺のおそれ2.発達障害の可能性 3.妄想や脅迫的な症状(以上、記事から)


医療の支援に関しては、まだまだ十分とは言えず、色々問題があるのが現実です。親の会では、そういうことも話し合い、情報交換をしています。私の個人的な考えですが、もし医療機関受診の必要を感じたら、まず親が自分だけで相談に行き、ここなら信頼できそうだと思ったら子どもを誘ってみるというのが良いなと思っています。(子どもはまあ、行きたがらないと思いますが。そして、決してだましたり、無理強いをして連れて行かないことですよね。親子間の信頼関係に関わるので・・・)