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「大丈夫」の意味

私たちの会の古いメンバーが「大丈夫よ」と言っても、子どもの不登校真っ最中という時は、自分もそうでしたが、そんなのアンビリーバブル!と感じる方が多いのではないでしょ。

大丈夫と言われても、納得できないかもしれない。大丈夫って、どういう意味で言っているかなと、自分でも自問自答してきました。さて、なにが大丈夫なのか?

以前は、アタマで考えていました。「この難関(初めて子どもの不登校を経験したら、そりゃあ、大変ですよね。今の日本じゃ)をあなたなら、きっと乗り越えて行ける」と。そして「子どもはどの子もきっと、動き出す」ということを。動き出したいと思う時が来る、ということを。で、アーベルの会って、もう発足してから16年が経つのですが、その間に会で見聞きしてきた話や、自分の子どもたちの成長を考えてみて思うことは、親や教師や周りの大人たちに力を奪われなければ、きっと、動き出す。ということを、ある事務局メンバーが言っていました。長いスパンで不登校を経験した子たちのその後を、見聞きできた、ということですね。だから、これは○さんが言っていたのですが、子どもたちが動き出すということについては、自信がある、と。私も同感です。

例会で色々話を聞いていると、動き出したいと子どもが思った時に、その子の状況に応じた環境を提供したいなと、私は最近は特に思います。動き出したい時は、きっと来る。その時、その気持に応えてあげたい。子どもは、私たち大人が思っている以上に、力を持っているのだなということを、最近経験したためかもしれませんけど、そう思います。例会で、とにかくおしゃべりしましょう。そこから、何か展開が起きることにつながることが見えるかもしれません。一人で悩むより、井戸端会議しましょう。そして、夏休みはちょっと学校のことは忘れて、安心して、楽しくゆったりと過ごしたいものですね。なんとかして早く登校させようと夏休み中もプレッシャーをかけたりするのは、逆効果ですもの。