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キーワードは「生き方を緩める」ですが、 本題に入る前に・・・

先日、白梅学園大学子ども学部教授でNPO法人つながる会(横浜)代表理事の長谷川俊雄さんのお話を聞く機会がありました。

長谷川さんのお話は、支援にまつわる言葉の使い方が絶妙で、思わずたくさんメモをしてしまいました。表現一つで、本当に言葉は力になるなあと、今回も感じた次第です。

その前に少し話がずれますが、札幌では、さっぽろ子ども・若者支援地域協議会というのがありまして、公的支援機関や、フリースクールネットワーク等が参加しています(残念ながら、不登校の親の会は参加団体ではないのですが)、その調整機関である札幌市若者総合支援センターの主催で、定期的に内閣委託事業ユースアドバイザー養成講習会が開かれています。

今回の長谷川さんのお話も、この講習会の一環です。講習会は、一般市民も対象に開かれることもあり、そういう時は広報紙等でお知らせが載っていますが、今回は支援者限定の講習会でした。ですが顔見知りのコ―ディネ―タ―にお願いしてみたら、親と言っても相当昔に経験した不登校親OB―代表と私デス―が何を聞いても平気(爆)なのをすでに御存じで、参加オッケーとなりました。コ―ディネ―タ―氏に心から感謝しています。

ちなみに、支援者限定というのは、この場合は、渦中の親を傷つけないためと、講師が話したいことを親への気兼ねなく話せるようにとの配慮からだと伺いました。ドライな専門用語などは確かに、自分が渦中の親だったら、きついこともあるでしょうね。

でも、なんだか勿体ないじゃないですか?専門家向けの話とはいえ、今困っている親にとって、大切な情報や知恵が、お話の中にたくさんあるのではないだろうか? そう思っての参加でしたが、実際参加してみて、とても勉強になりました。

続く




参考までに

長谷川さんは、著書に『引きこもりの理解と援助』(共編著)『ひきこもりケースの家族支援』(共著)
などもあり、保健・医療・福祉・教育等がフォローできずに取りこぼしている問題群に関心を寄せて実践・研究に取り組んでおられる方です。