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長谷川俊雄さんのお話を聞きました

前回の日記でお伝えしたように、先日長谷川俊雄さんのお話を聞く機会がありました(簡単なプロフィールは前回の日記をご覧ください)。

主にソ―シャルワークの視点や方法についてと、家族支援に関するお話だったのですが、豊かな言葉遣いが印象的でわかりやすく、私にも理解できる、示唆に富んだ内容でした。

例えば、相談について。相談って、長谷川さんによれば、問題を解決することじゃないんですって。「相談とは、あるテーマを巡って豊かにおしゃべりすること。その中から知恵が生まれてくる。テーマをはずすと、単なる世間話になってしまうので、あるテーマを巡ってのおしゃべり」と言われていました。


私は、あら、これってもしかして親の会のこと?なんて思ってしまいました。不登校という幅広く奥深い、親にとっては色々な意味で、直面してかなりの間悩ましいテーマで、フルに参加すると毎回4時間語り合っているわけですからねえ。

人生と暮らしは相談でできている、とも言われていました。なるほど、ですよね。また、相談は、「弱い人を助けるんだ」という点で、すでにゆがんでいるとの言葉にも、ドキッとしました。

自立に関するお話も興味深かったです。自立って何だろう?自立を強めていくと、孤立を深める、と。


自立についての検討~「自立」とは、孤立しないこと~(レジメより)
 峺瀕」を生み出す自立
◆嶇帯・共生」を生み出す自立

助けてと言える力。助けてと言うことが恥ずかしいことになっていて、助けてと言えない人々がいる。北欧では、助け合うことは少しも恥ずかしいことじゃない、というお話にも共感しました。

不登校や引きこもりの問題を、ソーシャルワークの視点で捉えると、どうなるのか?という話も書きたいのですが、時間とエネルギー切れなので、また数日後に・・・。