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例会から  続き

ずっと登校していなかったけれど修学旅行には行きました、という報告も何人かの方からありました。皆さん異口同音に、ひょっとしたらその後学校へ戻るのかなあと淡い期待(?)もあったことを明かしていましたが、そうはならなかったと語っていました。でも、だからと言って深刻に落胆しているかというとそんな風には見えなくて、皆さんの話す雰囲気に、今のお子さんの状況を受け入れておられるんだなあと感じました。


不登校をきっかけに、親子関係が悪化することもあります。時には家の中が不穏な空気に包まれ、とても緊張状態に陥っていて辛い、大変だという話も、特に思春期の男の子をもつ親御さんから例会でも語られることは少なくありません。昨日もそのような話題が出されました。それに対して、かつて似た様な経験をした人たちから、共感の声が挙がり、工夫が提案されました。


大変だった時の気持ちやその後の状況の変化も、経験者が語ってくれました。「わかりすぎる。わかりすぎて何も言えない」「家の中が不穏だった時が長期間続いた。そんな時は自分も気晴らしに出掛ける元気もなかった」「でも、いつまでもじゃないですよ。今は当時は考えられないほど親子関係は良好」「子どもに後からありがとうと言われた」

子どもが口を聞いてくれない、コミュニケーションがとれない時、どうしてましたかという問いかけには、それは食べることよ、と。口も聞いてくれない、うっかりしたことも言えない、そんな時でも「私はあなたのことを忘れていないからね」という気持ちを、子どもの好きな料理や、おやつに込める。「こんなのが売ってたから、買ってみたよ」などと簡単なメモなを一緒に置いておいた、という人もいました。また、経験を話した後に、「彼は、私の自慢の息子です!」と語ってくれた人もいました。私は、ぐっときました。

とりあえず、ここまでにしますね