11月18日アーベルの会の例会か開催されました。参加者は5名でした。
今回は例会の内容とは全く関係ないのですが、教育虐待について書いてみます。
11月27日(木)NHKEテレ「おとなりさんはなやんでる」(教育虐待 親から見えない子どもの気持ち)で教育虐待が取り上げられていました。
番組の中で、教育虐待を受けた子どもの6割以上が精神科で治療を受けた経験ありという調査結果が報告されていました。
成績優秀で中学受験をスムーズにクリアして志望校に合格した子どもたちが、実は深刻なメンタルの不調に陥っている例が当事者の言葉で紹介されていて驚きました。
子どもは親が大好きで親の要求に応えたいと思っています。
親の期待に応えること、親の望む頂点を目指してとにかくがんばること……その無理を続けて苦しむ子どもがたくさんいるんですね。
番組の事前アンケートの結果で次のような数字もありました。
(中学受験を経験した15-25歳300人にアンケート調査)
親から教育虐待を受けたと思う……26.3%
受験や塾を「やめたい」と思ったことがある ……52.7%
受験や塾を「やめたい」と親に言えなかった……65.2%
親の言うことが絶対で、親の意見を疑うことができないときに親も子も無自覚なまま教育虐待が起きています。
番組に出演していた専門家が「子どもが親に対して自分の気持ち自分の意見を言えることはすごく大切なこと」と言っていました。
当たり前のことですが、子どもは親とは別の人間であり子どもは子どもの人生を生きています。
不登校も子どもの人生の一部で、どんな人生も尊重される世の中であってほしいと願っています。
次回の例会について
・日 時 : 12月16日(火)13時〜16時
・会 場 : 札幌エルプラザ(札幌市北区北8西3) 4階 研修室1
・参加費 : 500円
4月から参加費が500円になりました。
予約は必要ありませんので、直接会場にお出でください。
途中からの参加、退席でもかまいません。
お気軽にご参加ください。
〇問い合わせ先
相談等のご連絡はこのアドレスにお願いいたします。
s_aberunokai@yahoo.co.jp