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4月の例会報告

4月18日アーベルの会の例会を開催しました。
参加者は9名、初参加の方はいらっしゃいませんでした。

いつもの例会ですと中学生のお子さんのお母さんが多いのですが、今回は珍しく高校生のお子さんのお母さんでした。
お子さんが今春通信制高校に進学された方、現在通信制高校に在籍されている方、通信制高校を卒業されて専門学校に進学された方たちが、それぞれの経験談をお話してくれました。

今は様々な通信制高校がたくさんあり、昔に比べるとその選択肢は大きく広がりました。
最近の通信制高校事情を伺って、その昔通信制といえば道立の有朋高校しかなかった私たち世代にとっては、初めて知って驚くことばかりで認識を新たにしました。
通学形態もいろいろ、オンライン中心のネットコースがあったり、スクーリングの受講方法も様々あり、サポート校提携している高校もあるそうです。
親はまず情報を収集しておくことが必要だと思います。


今回三年ぶりに参加されたお母さんがおっしゃっていました、
子どもを信じていれば大丈夫!本当になんとかなるもんです。不登校は親も子も一緒に成長していく作業だと思います
大変な辛く苦しい中学時代を過ごした娘さんが、通信制高校を経て自分で進路を決め歩き出したことに心からの拍手を送りたいと思います。

子どもの人生は可能性に満ちています。
今うまくいかないからといって全てを否定的に考えないようにしましょう。



次回の例会について
・日  時 : 5月16火曜日) 13時〜16
・会  場 : 札幌エルプラザ (札幌市北区北8西3) 三階  多目的室
参加費: 300

途中からの参加、退席でもかまいません。お気軽にご参加ください。

 

3月の例会報告

遅くなりましたが、3月のアーベルの会の例会報告をいたします。
321日火曜日アーベルの会の例会を開催しました。参加者は6名、初参加の方は1名でした。
当日は春分の日で祝日ということもあり、いつもの例会よりも参加者は少なめでした。
例年ですと3月は中学校を卒業されたお子さんのお母さんから、進路が決まったという報告を聞くことが多いのですが

でも、アーベルの会の事務局下記のメールをいただきました。
「本人の希望通り、○○高校に入学することになりました。義務教育は登校しなくても、卒業できるし、ちゃんと高校生になれました。これからも、もしかしたら平坦な道ではないかもしれないけれど、トライ&エラーの繰り返しで少しずつ成長するのだと実感しています。
とても苦しい時、相談できる場所があって、とても救われました。
アーベルの会の皆さまに心から感謝申し上げます」
アーベルの会の存在がささやかながら、悩んでいるお母さんの力になれたのかなと思うと、心からうれしく励みになりました。


4月に入り、すでに新学期が始まっています。
不登校の子どもを持つ親にとっては気苦労が多く、心が休まらない日々が続いているのではないでしょうか。
学校社会は管理職が変わるとガラッと対応が変わってしまったり、担任が変わると去年までのことが通用しなくなったりということが多々あります。また新しい環境に馴染めなくて登校しぶりが増える時期でもあります。
札幌市の不登校の小・中学生は4239(2021年度)です。 こんなにたくさんの不登校の子どもがいるのです。そして同じ数だけ不登校に悩む親がいるのです。辛く苦しい胸の内を誰にも分かってもらえず孤立しているお母さんが親の会に繋がってくれたら……、安心して悩みを吐き出して少しでも楽になってくれたら……。 入学式、始業式のTVニュースを見ながら思ったことでした。

次回の例会について ・日 時:4月18火曜日13時〜16 ・会 場:札幌エルプラザ札幌市北区北3西8三階 多目的室 参加費:300 途中からの参加、退席でもかまいません。 お気軽にご参加ください。

 

2月の例会報告

2月21日アーベルの会の例会を開催しました。
参加者は7名でした。
今月も参加者の方少なめでしたので、不登校の話だけでなく、それぞれの家族のことなども話題になり井戸端会議風のおしゃべり会のような感じの3時間でした。
たまにはこんな例会もアリですね。
3月は卒業式があります。
子どもが不登校の場合、普通に卒業式に出席したというケースはあまり無いのではないでしょうか。
今は学校側から式への出席を促されるということはほとんど無いと思いますが、子どもも親も当日まで迷いや穏やかでない思いを抱えて辛くなってしまう場合もあるかもしれませんね。 卒業式に出席しなくても卒業証書は受け取ることができます。 卒業証書をどのように受け取るかはいろいろな形があると思います。
今までの例で言うと、・式後校長室で一人で受け取る ・担任に家に持って来てもらう ・後日学校に受け取りに行く など方法はいくつかありますから、学校側の一方的な意向をそのまま受け入れるのではなく、子どもの気持ちを最優先に考えて学校と話し合い子どもが決めるというのがいいのではないでしょうか。
この時期は子どもにとっても親にとっても大きな節目変化の時、不安で悩ましく落ち着かない日々になるかと思います。 まずは、お母さんは自分のことも労って体調を崩さないように乗りきってほしいと願っています。

次回3月の例会は21日火曜日です、祝日(春分の日)にあたっていますがいつも通り開催します。 次回の例会について ・日 時 :3月21火曜日13時~16 ・会 場 :札幌エルプラザ(札幌市北区8西3)4階 研修室5 ・参加費 :300
途中からの参加、退席でも構いません お気軽にご参加ください

 

1月の例会報告

1月17日 今年最初のアーベルの会例会を開催しました。
参加者は6名でした。
参加された方が少なかったので、話題は不登校にとどまらず学校教育のあり方、親のストレス発散方法など様々な話に及びました。
普段は誰にも言わないこと、言えないことを自分の言葉で語ることは、心の中の重い荷物を少し軽くし、少し風通しを良くしてくれるのではないでしょうか。

今回中学時代に不登校だった息子さんが、現在社会人2年目という先輩お母さんが6年ぶりに顔を見せてくれました。 ご本人の了解を得て、例会でのお話を載せます。 ・息子は中学1年の1学期の途中から、その後不登校になりました。 昼夜逆転のときも、ゲームばかりの時もありました。 ・その当時…進学した通信制高校では、通学週一回午後2時間の授業のスタイルでも、それを積み重ねて単位を取り卒業できました。 ・中学時代の不登校という辛い苦しい経験があったから厳しい就活をやれたのかどうかはわからないですが……自分のペースで先の自分の将来を少しは考えていけるようになったのかもしれません。 事務局としては、この先輩お母さんのお話をもっとたくさんの現在渦中にいるお母さんたちに聞いてもらいたかったなと思いました


これから2月3月と年度末を迎えます。不登校のお子さんお母さんにとっては、いつにもまして気持ちが不安定、ざわざわする時期ですね。
一人で悩んでいるお母さんが、同じ悩みを抱えている方々と繋がるために例会に足を運んでくれたらと願っています。 そしてちょっと先輩のお母さんたちにもお願いしたいです。 ご自分の経験が、他の方を元気づけたり安心させたり希望を持ってもらったりできるかもしれません。「アーベルの会?もう関係ないわ」と思わず、いつでも遠慮なく参加してください!
次回例会について ・日 時: 2月21日(火) 13時~16 ・会 場: 札幌エルプラザ(札幌市北区北8西3) 3階 和室1 ・参加費: 300 今回はいつもの研修室ではなく3階の和室になります、初めての方も多いと思います、お間違いのないようにしてください。 途中からの参加、退席でもかまいません。 どうぞお気軽にご参加ください。

 

謹賀新年

明けましておめでとうございます

アーベルの会は28年目に入りました。
  不登校のお子さんを持つ親御さんが安心して語りあえる場であること
  不登校について学んだり情報を得ることができる場であること
  ・同じ悩みを共有して「一人じゃない」と思える場であること

アーベルの会は、今年も以上のことを大切にして例会を開催していきたいと考えていますどうぞよろしくお願いいたします。


1月の例会について  : 1月17火曜日13時~16  : 札幌エルプラザ(札幌市北区北8西3)4階 研修室5 参加費: 300
マスクの着用と各自飲み物持参でお願いします 途中からの参加、退席でも構いません お気軽にご参加ください

 

12月の例会報告

1220日アーベルの会の例会を開催しました。
参加者は8名、初めて参加の方は1名でした。

アーベルの会は1月から12月までを年度としていますので、今月が2022年度最後の例会でした。今年度もコロナ禍の影響で、予定通り例会を実施できた月8回にとどまりました。
今回は参加者が少なかったので、お一人お一人時間をかけてお話を聞くことができました。
アーベルの会は、学校に行けるようになることが不登校の解決だとは考えていません。まずは「家庭の中で安心して過ごし、時間をかけてエネルギーを蓄え子ども本来の元気を取り戻してほしい、本当に元気になったら子どもは必ず自分の足で歩き出す」と考えています。

不登校は自分の命を守る行動」です。大袈裟だと思われるかもしれませんが、子どもの自殺について考えたとき日本はとても厳しい状況にあります。 文科省2022224日公表)ると、2019399人・20204992021473人。日本の10代の死因の1位は自殺です。欧米では死因1位は不慮の事故であり、自殺が1位というのは日本と韓国だけです。

我が子が不登校だと、学校に行っている子どもさんのことを羨ましい、何の心配も問題もなくていいな と思ってしまいがちです。 でも現実はどうなのでしょうか、休みたくても休めない、命を削って辛いだけの学校に通っている子どもがたくさんいるのではないでしょうか。 不登校の子は怠けているのではありません。自分を守るために学校に行かない選択をしたのです。親は子どものその選択を尊重してあげましょう。
2022年も残りわずか、来年こそはコロナが落ち着いて、毎月ちゃんと例会ができますようにと願っています。 みなさん どうぞ良いお年をお迎えください。

次回例会について ・日 時: 1月17日(火)13時~16 ・会 場: 札幌エルプラザ(札幌市北区北8西3)4階 研修室5 ・参加費: 300 マスク着用と各自飲み物持参でお願いします。 途中からの参加、退席でもかまいません。 どうぞお気軽にご参加ください。