遅くなりましたが、3月のアーベルの会の例会報告をいたします。 3月21日火曜日アーベルの会の例会を開催しました。参加者は6名、初参加の方は1名でした。 当日は春分の日で祝日ということもあり、いつもの例会よりも参加者は少なめでした。 例年ですと3月は中学校を卒業されたお子さんのお母さんから、進路が決まったという報告を聞くことが多いのですが…。 でも、アーベルの会の事務局に下記のメールをいただきました。 「本人の希望通り、○○高校に入学することになりました。義務教育は登校しなくても、卒業できるし、ちゃんと高校生になれました。これからも、もしかしたら平坦な道ではないかもしれないけれど、トライ&エラーの繰り返しで少しずつ成長するのだと実感しています。 とても苦しい時、相談できる場所があって、とても救われました。 アーベルの会の皆さまに心から感謝申し上げます」 アーベルの会の存在がささやかながら、悩んでいるお母さんの力になれたのかなと思うと、心からうれしく励みになりました。 4月に入り、すでに新学期が始まっています。 不登校の子どもを持つ親にとっては気苦労が多く、心が休まらない日々が続いているのではないでしょうか。 学校社会は管理職が変わるとガラッと対応が変わってしまったり、担任が変わると去年までのことが通用しなくなったりということが多々あります。また新しい環境に馴染めなくて登校しぶりが増える時期でもあります。
札幌市の不登校の小・中学生は4239人(2021年度)です。 こんなにたくさんの不登校の子どもがいるのです。そして同じ数だけ不登校に悩む親がいるのです。辛く苦しい胸の内を誰にも分かってもらえず孤立しているお母さんが親の会に繋がってくれたら……、安心して悩みを吐き出して少しでも楽になってくれたら……。 入学式、始業式のTVニュースを見ながら思ったことでした。
次回の例会について ・日 時:4月18日(火曜日)13時〜16時 ・会 場:札幌エルプラザ(札幌市北区北3西8)三階 多目的室 ・参加費:300円 途中からの参加、退席でもかまいません。 お気軽にご参加ください。