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札幌市主任児童委員研修会の感想

今日は。


札幌は、今日は雨模様で風も強く、寒い一日です。


先日、アーベルの仲間3人で主任児童委員研修会に行ってきました。私たち3人は誰も主任児童委員ではないのですが、今年度は一般参加もOKであると漂流日誌で知り、テーマが不登校、引きこもりに対する支援の実際」ということだったので、行って来ました。


講演者が、仙台にあるNPO法人わたげの会、並びに社会福祉法人わたげ福祉会の秋田敦子さんという方で、私はお話を聴くのは初めてでした。


お話の中心は、二―トや引きこもりの方の社会参加支援の実際でしたが、冒頭の「人(子ども)はなぜ動けなくなるのでしょう?」や、「人が自由に動くために必要なものはなんでしょう?」という問いかけとそのメカニズムの説明は、不登校と密接な関係が。アーベルの会でもよく出てくる話と同じで、やっぱりそうなのね、と再確認しました。不登校に至る背景や要因はそれぞれ複雑に絡み合っていて、一人一人異なるけれど、動けなくなる程、今疲れているんだという、メッセージを言葉ではなく、身体から発している。これは、どの子にも共通しているのではないかと思います。


動けなくなる人の状態をガソリンの残りがわずか→ゼロの状態に喩えているのも、例会でよく出る話なので、参加者の皆さんの中には、聞いたことがある人も多いかと思います。


ガソリンのない車は走れないですよね。では人のガソリンとは?それは元気な心であり、元気のない心では体は動けない、元気な心で体は動く、と説明されていました。アーベルの会でも言っている、「不登校の解決って、学校に「なんとかして」子どもを行かせようとすることではなく、まずは子どもが元気になることだ」、と基本的に同じだなあと思って聞いていました。


たくさん印象に残る言葉がありましたが、子どもは自分のエネルギー量がわからない、との言葉が印象に残っています。


表現って大事ですよね。子どもは自分のエネルギー量がわからない。自分の辞書に入れておこう。子どもだけじゃない、大人だって、案外わからなかったりして。


日本人って、♪疲れを知らない子どものように~と歌にもあるように、子ども=疲れないと思っていませんか?昔はいざ知らず、昨今の子ども、特中学生の忙しさ、窮屈さは、大人の想像以上と思われます。疲れても、不思議ではないのではないでしょうか。ガソリンの量は、誰も無限ではないので・・・。






























では、今日はこの辺で。例会に秋田さんのレジメを持って行きますね。