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3月の例会から思うこと

3月の例会の報告をしようと思いながら、なかなかまとまった時間が取れないうちに、もう4月になってしまいました。

3月の例会の感想

この時の例会は、3月ということで、何人かの方から、子どのたちの進路が決まった喜びや不安などが語られました。おかあさんたちのお話から、いつもながらドラマチックな物語が見えてきて、心動かされます。子どもたちは、親の予想を嬉しく裏切って、それぞれのやり方で、進んだり戻ったり立ち止まったりしながら、それでもまた歩き始めるんですね。

2月の教育フォーラムでもお話したのですが、進路というとどうしても、この時期のような進学、あるいは就職という目にみえる結果を―私もそうだったんですけどー親は期待しますよね。でも60歳近い今、子育てを振り返って気付いたのですが、子どもたちが私たちの目に見えないところで、自分の世界を少しずつ広げている姿、その経過そのものに、とても価値があると思うようになりました。

親には、子どもがある日突然次のステップを踏み出すように見えるけど、その一歩の裏にはそれまでの厚みというか、それなりの裏打ちというか、そんなものがある気がします。その厚みを長いことかけて、子どもたちは作っているのではないでしょうか。しっかりと厚みを作ってくると、何かで躓いたり傷ついても、そう簡単に潰れたりはしない。

なあんて、物理的に体に厚みを増して困りながら、書いてみました 笑。