11月16日アーベルの会の例会を開催しました。
参加者は15名でそのうち初参加の方が3名でした。
毎回ほとんどのお母さんが「不登校が頭痛、腹痛など体調の悪さから始まった」というお話をされます。まさしく不登校あるあるですね。身体は正直に反応します。
以前のブログにも書きましたが、「身体の表現は言葉の表現より重い」「子どもの本音は言葉よりも身体、行動に出る」。
親は子どもが言葉よりも身体や行動で訴えていることに、注意深く耳を傾けなくてはいけないと思います。
今回は起立性調節障害と睡眠障害についての悩みも話題になりました。
怪我や風邪と違ってなかなかむずかしい、お子さん本人や親御さんにとっては本当に大変だろうなと感じました。
インフルエンザで熱があれば当然学校を休ませます。
しんどいのに無理に登校させる親や教師はいません。
では心がしんどい時は?、心がしんどくて辛い時だって、元気になるまで休むしかないと思います。
最後に相田みつをさんの「肥料」という詩を紹介します。
「肥料」
あのときの あの苦しみも
あのときの あの悲しみも
みんな肥料になったんだなあ
自分が自分になるための
私は子どもが不登校になってからずっと、この詩を心に刻みつけてきました。
20年以上経って、本当にこれは真実だなと実感しています。
子どもたちが、今目の前にある苦しみ悲しみを肥料にして、本当の自分を見つけて生きていってほしいと心から願っています。
そして、それはそのまま親自身にも言えることだと思っています。
12月の例会は次のとおりです
日 時:12月21日(火曜日) 13時~16時
会 場:札幌エルプラザ(札幌市北区北8西3) 4階 研修室5
参加費: 300円
マスク着用と各自飲み物持参でお願いします。
途中からの参加、退席でもかまいません。
お気軽にご参加ください。