11月21日アーベルの会の例会が開催されました。
参加者は6名、初参加の方はいらっしゃいませんでした。
今回は少人数でしたので、お一人お一人じっくりお話を伺うことができました。
親は子どもと24時間365日ひとつ屋根の下に暮らしているので、今、目の前にいる子どもをたえず心配してしまいます。親だから子どものことを心配するのは当然なのですが、いつも不安要素ばかり見ていると、子どものかすかな成長わずかな前進の気配になかなか気付けないことがあります。
でも事務局として継続してお話を伺っていると、いちばん辛く大変な時と比べたら、少しずつだけど落ち着いてきているのでは?と感じることが多々あります。一人で悩んでいるだけでなく他人に話すことで自分も気付くということがあると思います。
子育ての中でこんな経験はありませんか。
幼い子が長い階段をやっとこさ登っていて、踊り場まで来たら「もう疲れたよ〜」と座り込んでしまう。叱ったり、無理矢理立たせようとしたり、お菓子で釣ろうとしたり……親はあの手この手でなんとか歩かせようとしますがガンとして動かない。
いつまでこうしている気なんだろう、この子はなんでこんなに頑固なんだろうと親がホトホト困り果てたころ、突然子どもが自分の意志で歩き始めた。
この状況が不登校ととても似ていると思うのです。
「今は踊り場で休みたいんだから、ちょっと待っててよ。自分が納得したら、また歩きだすから」
これが子どもの心の声ではないでしょうか。
次回の例会について
・日 時 : 12月19日(火曜日) 13時〜16時
・会 場 : 札幌エルプラザ(札幌市北区北8西3)、三階 多目的室
・参加費 : 300円
途中からの参加、退席でもかまいません。
年末、学期末の忙しい時期ですがご参加お待ちしています。
〇お問い合わせ
相談等のご連絡はこのアドレスにメールをお願いします。
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