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例会で出た話から~医療機関でなんらかの診断が出た時に、気をつけたいこと

よくあることですけど、子ども学校へ行けなったり行き渋る時、頭痛や腹痛を訴えますよね。うちの子も、もう十数年前のことですが、そんな感じでした。休むと、元気になって訴えなかったりしますが、でも登校前は本当に痛い。嘘をついているわけじゃありません(ひょっとして、仮病を装えるくらいなら不登校にならないかも?なんてね)。

体調不良に陥っている我が子を見れば、親としては医療機関を受診しなくてはと思うのも、もっともです。私も初めての時は、小児科を受診しました。正確には受診ではなく、とても恵まれたことに、一般の診療後に医者と患者ではなく「おじさん」として、子どもとなんてことない話をしてくれながら、子どもが元気になるまで寄り添ってくれたという感じだったのですが。

でもこのようなケースは本当にまれなんだなあ、と今では思っています。受診すると、親が深刻に受け止めてしまうような名称の「診断」が、例会などで聞いていると、私の印象では、なんだかさらっと?出るということがあるように思います。

先日の例会では、そのような診断が出た時は、例えば小児がんなど命に関わる緊急な病気でなければ、まずは、子どもには告げない方が賢明だという声が何人からも出ていました。

理由は幾つかあります。まずは、その診断が本当に正しいかどうかということ。その医療機関でよかったかどうかということ。子どもがもし嫌がらなければ、あるいは状態が落ち着いてから、無理強いではなく子どもも納得の上で、別の医療機関を受診した方がいいですよね。

次に、そもそも診断名を子どもに告げる必要があるのかということ。診断名を告げられる人にとって、メリットはなんだろう?と考えてみることが大事だと思います。また、診断名ではなくても、子どもが聞いたら落ち込んだり、ショックを受けたりするかもしれない、ネガティブな表現も、耳に入れたくないですよね。

学校へ行けなくなり、頭痛や腹痛、不眠を訴えたら、まず家でしばらくゆっくりさせてストレスを軽減し、少しでもリラックスさせで、様子を見て、それでも心身の不調を訴えるようならそれから受診しても遅くないのではないでしょうか。リラックスと言っても、子どもだって、自分が学校へ行けないことで混乱し、リラックスどころか不安で一杯なのだろうと思うので、親子で大変なんですよね・・・。

また、体調不良なのは子どもの問題ですが、子どもの不登校で不安になるのは親も同じ。親の不安という問題もあるなあと思います。


私が子どもを小児科へ連れて行ったのも、つまりは私も、すごく不安だったんですよね。今思えば、そのことをちゃんとわかっているお医者さんだったので、私を落ち込ませるような言葉を向けてこなかったと思います。

おっと、いつも中途半端ですが、時間がないのでこれで失礼します