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18日のフォーラムから 宮本みち子さんの言葉  穴澤さんの言葉

漂流日誌http://d.hatena.ne.jp/hyouryu/20110318

>札幌に戻ってフリースクールネットの教育フォーラムに直行。最後にいいことを言って注目をかっさらおうと企んだのだがうまくいったかな。

とありまして、私はその場でその「良いこと」を聴いていたので、早く日記に登場しないかと思っているのですが、出そうにないので(爆 失礼!)、私のメモから書きます。


東京で行われた官民合同研修―たぶん若者支援者のためのーで、宮本みち子さんが語った話を、漂流教師の相馬さんが18日の教育フォーラムで、最後に飛び入りで前に出て、「これだけ言いに、今千歳から来ました」と、参加者に伝えた話です。

宮本さんによると、今はもう、就職の時期は個人によってズレて来ている。なので、個人のそれぞれにサポートしていかなくてはならない。従って、必要なのは、「それぞれの成長を保障する猶予を無駄にさせないためのサポート」だということです。


無駄にさせないためのサポートをする場が、すなわち「居場所」なのではないか、というのが相馬さんが参加者に訴えたことでした。「居場所」という言葉からは、なんだかどんよりと溜まっていて、ダラダラと過ごすイメージが連想されてしまい、本当は必要な場所なのだけど、なかなか世間や行政側にわかってもらいにくい。何か居場所を説明する適切な表現はないかと思っていたところ、この表現がぴったりはまったというわけです。

もう一つ、私が印象に残っているのは、さっぽろ若者ステーションの穴澤さんの報告の中で、「支援する側になった時、間違いが起きる」と語っておられたこと。支援するされる関係というより、サポステの利用者の若い人たちと共におもしろいことをしよう、と思っているのだそうです。なるほど~。