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小中学生の不登校の分科会から

今晩は。


10月26日に恵庭市で行われた「登校拒否・不登校を考える全道のつどい」に参加して来ました。午前は道教大の庄井先生の講演を聴き、午後は私は「小中学生の不登校」の分科会に参加しました。この分科会には庄井先生も参加され、講演共々、示唆に富むお話を伺うことが出来ました。少しだけメモをとって来ましたので、個人情報に触れない形で、不登校の小中学生のお子さんを持つ親御さんたちに共通して大切と思われる部分を、お伝えしたいと思います。


・子どもの不安、ということが一つテーマとして出ていたと思いますので、その部分を。それと、親として子どもが不登校になったり不安が強かったりすると、愛情が足りなかったんじゃないかしら、などと心配になる時もあるかもしれませんが、そういう時、どう考えたら良いかと言うと。先生の助言に、こんなお話がありました。




あまり愛情が足りなかったのではないかなどと、思わない方が良いのでは。
人と人がストレートに向き合うと大変なので、一緒に何かをする。手仕事の世界の中で、子どもと出会い直す。楽しみ合えるようなこと。一緒に遊び合えるようなのが良い。何気ない、何か一緒に共有できるような世界を。





不安については、


不安  すごく不安に思う子、思う時、
    そうでもない子、そうでもない時
    ぼんやりと感じる子  そうでもない時


同じ一人の子どもでも、その子の育ちの中で、一時的に非常に不安が強い時もあれば、そうでもない時もある。「上手くいくかな、どうしよう、それだめ!とか言われたらどうしよう」




子どもは、アンテナを張り巡らしながら生きようとしている。
余りに敏感に働き過ぎるアンテナを、「もう少し緩めてもいいんだよ」ということを、親や回りは「意識」しよう。また、子どもなりに懸命に生きているんだな、持ち味を大事にしているんだなあ、と。
回りにも、「協力できないかなあ」と思う人々がいると良い。


・おかあさん自身が力を抜いて。


・子どもは行きつ戻りつ


・中2の頃は、一人の人間として、とても揺れる時期。
「波が来ている  この船は揺れているなあ」と思いつつ舟の中で、親は子どもと一緒にあかりを探す、みたいな「感覚」でいたら良いのではないか。