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10月例会報告

10月、三連休あけのアーベルの会、参加は11人でした。
今月も中学3年生の親御さんが複数いらっしゃいました。

皆さんが集まるまでの間、9月に行われた「不登校、登校拒否を考える全道のつどい」講演会の講師、広木克行さんのお話が話題になりました。
「させられる学校の学習」と「自主的に自分でする学び」
今の学校は、させられる学習があまりにも多くないでしょうか。自分の学びをしたくてもできなければ、それは「心のもつれ」となるのも当然ですね。
学校へ行かない子どもと親は、家で、そのもつれをほぐしていきます。更にもつれを強めないために、親と家族は子どもの言葉に良く耳を傾けて下さい。ただ聞くのではなく、ありのままに、決して否定せず、深く深く理解をしようという思いを持って。子どもの言葉には意味があるのです。広木さんは「子どもが自ら話せることが大事」と。その為には親が信頼出来る存在だという前提がなければ、言葉は出てこないのです。

家にいて、他の方はどう過ごしているのかな?と気になる事はありませんか。

例会で、活発に外に出た体験を話して下さる方がいらっしゃいました。
始めは誘ってもなかなか行こうとしてくれなかったけれど、お母さんが行った先の綺麗な風景を見てお子さんも一緒に行くようになった。また、思い切って子どもと行った旅行がとても楽しかった。
でも、我が家の子どもは家にいるだけと思うことは決してありません。揺れながら、落ち着いた毎日を送っているのなら、それはそれで、良いのです。そのことこそ大切にするところです。

アーベルの会に始めて参加して下さった方には「本当に、よく来てくださいましたね。」といつも思います。
本を読んだり、相談室、ネット検索して、アーベルの会の存在を知ってくださいます。実際に行こうと決めるまでは、意外に時間が必要なのですね。
どうぞ、気楽な気持ちでぜひ参加してみてください。


次回のアーベルの会の例会は、11月19日(火曜日)13時~17時まで、札幌エルプラザでおこないます。
参加費は300円です。予約はいりません
お気軽にいらしてください。お待ちしております。