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不登校のポジティブな表現を収集していた時期がありました

我が家では、不登校が「今は昔のこと」になってしまいましたが、不登校のことは今でも家族内で、時々話題に出ます。最近では、うちは○人中○人不登校だったよと子どもが昔の同級生に語ったら、○の親(ワタシとオット)強いねえ、といわれたとか。うふふふ、まさか!強かったわけじゃないですよ。ただ、言葉の力を借りていただけ。アーベルの仲間から、相談者から、そして本から。


斉藤学さんの本だったと思うのですが―『家族という名の孤独』だったかしら・・・??未確認ですが、とりあえず書きます―「わが子が不登校になったらでかしたと思え」などとあるのを見つけて、大いに元気づけられた頃を思い出します。たまに相談していた人は、不登校の子は、幾重にも脱皮していく。それと、また矛盾するようでいてしないのですが、このまま育っていけばいいね、とも言っていました。その言葉から私は、ああそれって、スピッツの「楓」のイメージだなあ、なんて当時思ったりしました。♪あ~あ~、僕のままで、どーこまーで行けるだろう・・・♪


ミスチルの「Any」も私の勇気の元でした。歌詞は、えっと、ちょっとお待ちを。私の好きな箇所は、サビです。調べないと思い出せないのが、悲しいワ。


♪ 今僕のいる場所が、探していたのと違っても 
  間違いじゃない、きっと答えは一つじゃない 
  何度も手を加えた 汚れた自画像にほら 
  また12色の心で 好きな背景を描きたしていく


私の知っている子で、ああこの子にとっては、もはや不登校も人生の小さなひとコマに過ぎないんだろうなあ―そして勿論それでいいのだと思いますー、と思う子たちが何人かいます。背景を豊かにしていった子たちだなあと、親ばかなら親OBバカ?(笑)。だってね、これが、ほんとに素敵な若い人なんですよ。ほんとです。今日も、今やワーキングウーマンの○ちゃんに会って、そう思いました。なんていうか、上手く言えないけど、昔と変わらぬ自分らしさというか、核をちゃんと持ちながら、軸足が出来て、しっかりとこの世の中で、生きている、みたいな雰囲気を漂わせていました。