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学習会から その2

続きです。おとといもっと書いていたのに、うっかりどこかキ―を押し間違えて消えてしまって、がっくり。ま、何度も聞いていたら頭に入るからいいんですけどね。
講師のお話から


医学モデルと生活モデルとの違い。「診断白黒つけよう、どこが白と黒の違いなんだ、研究しよう突き止めよう」というのが、医学モデル。でも、発達障害は、医学モデルでは、「じゃ、黒ってついた。、どうするの?」というところで止まっちゃう。病気でもそうだが、黒ってついて、治療法とか、改善法とか、やり方がわかんない黒って、なんなんだろう?

「目が悪いですよ、視力0・01.はい、終わり」と言うのと、「メガネをかける選択肢がありますよ」と言うことの違い。白と黒をはっきりさせようというのを、批判するわけじゃないが、それは医学・医療の世界。

相談員の立場では、白でも黒でもいいんだけど、よりよく生活できるように考えて行こうよという場合が、生活モデル。白でもグレーでも黒でもどっちでもいいんけど、幸せになるにはどうしたらいいんだろう、と考える時には、子どもの個性のタイプを知ることや、環境について心理学的な知識を得ていくことが、すごく有効だという手ごたえを感じている。


「白黒つけても意味ないから。、皆それぞれ違うから」と言うだけでは、自分たちの専門性がどこにもなくなるわけで、相談を受けるからには、心理学的な背景を元に、一緒に考えて行く。その時に、子どもの個性のタイプをみていくこと、それに応じて環境を整えていくこと、ということをやっている。