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「マイナスからのスタートではなかった」

先月の例会の話題を少し。ある方のお話で、とても印象に残った言葉がありました。中学で不登校し、その後高校に元気に通っているという報告に、ちょっと正確には忘れましたが、不登校だったのにどうしたらそんな風に?みたいな質問が参加者から出ました。

それに対して「高校入学の時点で、マイナスからのスタートじゃなかったからでしょうかね。不登校中でも『幸せに』暮らしていたんですよ」というお話でした。

ここからは私が勝手に思ったことですが、二人目の不登校だったので、子どもの気持ちや不登校のことが1人目の時より、わかっていた。だから余裕もあったんじゃないかなあ。家族が余裕を持てると、学校に行っていないことで、家族が争ったりしなくて済むので、ごく当たり前の生活、何気ない日常を送ることができる。

何気ない当たり前の暮らし、平和な日常そのものが、弱っている子がゆっくり自分のペースで回復して行くのを、助ける。そんな様を「幸せに」「マイナスからのスタートではなかった」と表現されたのだなと思いました。